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県民をなめたらいかんぜよ!行政の不正・違法・腐敗に立ち向かう勇気と情熱と行動の記録

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2007年 08月 12日

高知県庁と県民との間の「ベルリンの壁」


「県民マニフェスト大会」が8月18日に開催されるようです。
大変有意義なイベントであると思います。
 
http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/cat7685179/index.html


(主催) 県民によるマニュフェスト検討委員会 代表 窪則光
(日時) 8月18日(土曜日)高知女子大学 南学舎137番教室
     午後1時から 4時半まで          
     問い合わせ 窪則光  088-882-3345
     県民マニフェスト実行委員会

さて、「県民マニフェスト大会」に関連して私の思うところを申し上げます。

数日前に 高知県のホームページから以下の 「公益法人・公益信託一覧表」を
ダウンロードしたいと思い、アンダーライン部分をクリックしました。

リンク先としては以下がはられていました。
http://info.pref.kochi.jp/~housei/kouekilist.xls

ところがでてくるのが

>サーバが見つかりませんでした
>
>
>info.pref.kochi.jp という名前のサーバが見つかりませんでした。

でした。

※現在は修正されています。

 ただ残念なことに、8月8日の午後2時過ぎ頃までは、修正されていなかったのは
 このリンク切れを立ち会って確認した県民数名が目撃しているにもかかわらず
 ホームページ上で修正したのは、8月7日であるかのように記述されています。

 これは、一県民に誤りを指摘されて直した事を隠したいということなのでしょうか。
 なぜに、県のHP上では一日前に修正したと偽りを言うのか不思議です。

私は8月6日に高知県法務課に行ったときにこのことを指摘し、訂正するように
お伝えし、7日にもお伝えしまたが、課長補佐以下担当者も私のことを鼻で笑い、
「そんなことはない。こちらはきちんとダウンロード出来ている。」と私を
あざけり笑うばかりでした。

私は「・・・県民が困る問題なので県は責任が出てくるので教えてあげたの
に。・・・」と思いましたが、それほど自信があるのなら「じゃあ、後から直し
たんですね」
と言いましたが「そんなことはない。前からそうなっている。」
私がまるで出まかせを言っているように、法務課内の何人もが私を侮蔑し相手
にすらしませんでした。

私は措置請求の件でも様式が間違っていると提出した後からクレームをつけら
れ、その日は本当に悔しい思いをしました。

その時のやりとりの様子はこちらの動画で記録されていますので、よろしけれ
ばご覧ください。

高知県のある課と県民との措置請求にあたっての記録
http://freetosa.exblog.jp/7260640/

それで8月8日午後2時過ぎに再び、措置請求の件で法務課にお伺いしたとき
にも課長以下にこのことをお伝えし、課長はやっと「じゃあ、こちらのパソコンで
確認しましょう。」と言って、私をすぐその場で立ち会わせました。

確かに法務課内の職員のパソコンでは
http://info.pref.kochi.jp/~housei/kouekilist.xls

をクリックすると、該当のファイルがダウンロードできていました。

が・・・・私は画面を見ていて、「あること」に気づきました。

高知県法務課のホームページのアドレスは以下のとおりです

http://www.pref.kochi.jp/~bungaku/index.html

問題のリンク先と、どこか表記が違うのです。

そうです、もうお気づきになられた方は、インターネットのことが、そこそこ
わかっている人でしょう。

県庁職員の彼らが問題なくダウンロードできているのは、県庁内のLANにあ
るサーバーのアドレスなのです。
イントラネットといわれるもので、一般の方はここにはアクセスすることができません。

県庁の職員の方々の一部には 基本的知識がないために 高知県民との間に知
らないうちに、「ベルリンの壁」をつくってしまっていたのです。

いくらその壁の向こうから、県民が「情報を公開してください。行政の情報を
提供してください!」と叫んでいても彼らの画面には、イントラネット内であ
ろうと一般的な公開領域であろうとその違いは、全然関係のないことになって
いたのでした。

私が「このアドレスはもしかして県庁内のアドレスではありませんか!」と8
月8日に再び指摘をすると、同じ課内にいた職員から「そうだよ。県庁内の
サーバーにいくらリンクを張ってもダメだよ。」とパソコン画面を見ながら人
ごとのように言っている方がいました。

#それがわかっているのら、何故課内で指摘をして他者から指摘をされないう
ちに直しておかなかったのでしょう。
#これは自らの課のホームページには興味を持っていないことの裏返しでもあ
るでしょう。

外部の県民が言うよりは、同じ県の課内の職員が言うと、彼らは素直にその事
実を認めてくれたのでした。

その後、8月8日14時56分に法務課長から私に電話がありました。
「さっそく修正しましたのでご報告させていただきます。すませんでした。」と

間違いに気づいて直すのは、このようにカンタンにできることでした。
話をしてから30分後くらいのことではなかったのではないかと思います。

私がここで申し上げたいのは

1.県民が県政にたいし意見や助言をする際には県職員は謙虚に受け止めること

  県民が県庁をおとずれ意見を言うのはよっぽどの思いや確信があるからです。
  職員の方に日頃からおごり高ぶりがあるからこそ、私に応対した態度に出た
  のではないかと思われます。

2.自分たちが間違いないと思いこむのは過信である。民の意見具申に誠実に
  対応すること

  職員が職務遂行能力に自信を持つのは、良いと思いますが、過信はダメです。
  県民と向き合う県政なれば、県民に対してもっと真摯に応対し謙虚にその
  意見を受入れるべきでしょう

3.間違いがあったことが問題でない。間違いがあるのは誰しもあること。
  改善復旧に対してすぐに実践行動すること

法務課長は間違いがわかってから行動されたのはさすがでした。
その日の内にすぐに修正を部下に命じたものと思われます。
ただその公益通報者に対し報告をいただいたのは、結構なことですが、問題は一般
県民に対してなのです。
この事実を、なんらかの手段にて経過報告すべきだと思います。
事実、私以外にもこの問題のリンク先をクリックしてもダウンロードできず、あき
らめた方が他にもいました。
県民の中には声を出さなくても県の情報提供に疑念を持つ方もいるでしょう。

高知県のホームページのトップにおいて、こういう事実があり報告いただくことは
必要かと思われます。
(※その後、県法務課HPで掲載されています。
  ただし、「平成19年8月7日に修正いたしました。」と虚偽の記載をされているのは
  どういう意図なのだろうか?)

先日、高知県総務部業務改革室の行う「チャレンジ!スタートアップセミナー」
で申込先の電子メールアドレスの間違いがあり、訂正広告が新聞にも掲載され
業務改革室のホームページでも訂正報告がありました。
  
http://www.pref.kochi.jp/%7Egyoukai/sai-challenge/h19kouza/start-up.pdf

http://www.pref.kochi.jp/~gyoukai/index.html


お金も余計に使ったことかと思いましたが、場合によってはこういう対処も必要でしょう。

それと県庁各課において今一度こうした県庁と県民との間に「ベルリンの壁」がない
かの総点検が必要です。

情報関係課との連絡を密にし、高知県庁全体での県政情報の整合化、統一化にそろ
そろ取りかかるべき時ではないでしょうか。

情報公開で名をはせた知事が不出馬を決めた今こそ、県庁組織一丸となって
本気で取りかかっておくべきでしょう。

by ziyuu3 | 2007-08-12 10:49 | 措置請求


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