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県民をなめたらいかんぜよ!行政の不正・違法・腐敗に立ち向かう勇気と情熱と行動の記録

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2007年 08月 09日

高知県庁と県民との間の「ベルリンの壁」

数日前に 高知県総務部法務課のホームページから以下の 「公益法人・公益信託一覧表」
 をダウンロードしたいと思い、アンダーライン部分をクリックしました。

リンク先としては以下がはられていました。
http://info.pref.kochi.jp/~housei/kouekilist.xls

ところがでてくるのが

>サーバが見つかりませんでした
>
>
>info.pref.kochi.jp という名前のサーバが見つかりませんでした。

でした。

 ※現在は修正されています。

なので8月6日に高知県法務課に行ったときにこのことを指摘し、訂正するよ
うにとお伝えし、7日にもお伝えしまたが、課長補佐以下担当者も私を鼻で笑
い、「そんなことはない。こちらはきちんとダウンロード出来ている。」と私
をあざけり笑うばかりでした。

私は「・・・県民が困る問題なので県は責任が出てくるので教えてあげたの
に。・・・」と思いましたが、それほど自信があるのなら「じゃあ、後から直した
んですね」
と言いましたが「そんなことはない。前からそうなっている。」
私がまるで出まかせを言っているように、法務課内の何人もが私を侮蔑し相手
にすらしませんでした。

私は措置請求の件でも様式が間違っていると提出した後からクレームをつけら
れ、その日は本当に悔しい思いをしました。

その時のやりとりの様子はこちらの動画で記録されていますので、よろしけれ
ばご覧ください。

高知県のある課と県民との措置請求にあたっての記録
http://freetosa.exblog.jp/7260640/

それで8月8日午後2時過ぎに再び、措置請求の件で法務課にお伺いしたとき
にも課長以下にこのことをお伝えし、課長はやっと「じゃあ、こちらのパソコ
ンで確認しましょう。」と言って、私をすぐその場で立ち会わせました。

確かに法務課内の職員のパソコンでは

http://info.pref.kochi.jp/~housei/kouekilist.xls

をクリックすると、該当のファイルがダウンロードできていました。

が・・・・私は画面を見ていて、「あること」に気づきました。

高知県法務課のホームページのアドレスは以下のとおりです

http://www.pref.kochi.jp/~bungaku/index.html


問題のリンク先と、どこか表記が違うのです。

そうです、もうお気づきになられた方は、インターネットのことが、そこそこ
わかっている人でしょう。

県庁職員の彼らが問題なくダウンロードできているのは、県庁内のLANにあ
るサーバーのアドレスなのです。
イントラネットといわれるもので、一般の方はここにはアクセスすることができません。

県庁の職員の方々の一部には 基本的知識がないために 高知県民との間に知
らないうちに、「ベルリンの壁」をつくってしまっていたのです。

いくらその壁の向こうから、県民が「情報を公開してください。行政の情報を
提供してください!」と叫んでいても彼らの画面には、イントラネット内であ
ろうと一般的な公開領域であろうとその違いは、全然関係のないことになって
いたのでした。

私が「このアドレスはもしかして県庁内のアドレスではありませんか!」と
8月8日に再び指摘をすると、同じ課内にいた職員から「そうだよ。県庁内の
サーバーにいくらリンクを張ってもダメだよ。」とパソコン画面を見ながら人
ごとのように言っている方がいました。

#それがわかっているのら、何故課内で指摘をして他者から指摘をされないうちに
直しておかなかったのでしょう。
#これは自らの課のホームページに職員自身が興味を持っていないことの裏返し
でもあるでしょう。

外部の県民が言うよりは、同じ県の課内の職員が言うと、彼らは素直にその事実を
認めてくれたのでした。

その後、同日14時56分に法務課長から私に電話がありました。
「さっそく修正しましたのでご報告させていただきます。すませんでした。」と

間違いに気づいて直すのは、このようにカンタンにできることでした。
話をしてから30分後くらいのことではなかったのではないかと思います。

私がここで申し上げたいのは

1.県民が県政にたいし意見や助言をする際には県職員は謙虚に受け止めること

  県民が県庁をおとずれ意見を言うのはよっぽどの思いや確信があるからです。
  職員の方に日頃からおごり高ぶりがあるからこそ、私に応対した態度に出
たのではないかと思われます。

2.自分たちが間違いないと思いこむのは過信である。民の意見具申に誠実に
対応すること

  職員が職務遂行能力に自信を持つのは、良いと思いますが、過信はダメです。
  県民と向き合う県政なれば、県民に対してもっと真摯に応対し謙虚にその
意見を受入れるべきでしょう

3.間違いがあったことが問題でない。間違いがあるのは誰しもあること。
  改善復旧に対してすぐに実践行動すること

  法務課長は間違いがわかってから行動されたのはさすがでした。
  すぐに修正を部下に命じたものと思われます。
  ただその公益通報者に対し報告をいただいたのは、結構なことですが、問
題は一般県民に対してなのです。
  この事実を、なんらかの手段にて経過報告すべきだと思います。
  事実、私以外にもこの問題のリンク先をクリックしてもダウンロードでき
ず、あきらめた方が他にもいました。
  県民の中には声を出さなくても県の情報提供に疑念を持つ方もいるでしょう。

  高知県のホームページのトップにおいて、こういう事実があり報告いただ
くことは必要かと思われます。
  先日、

「チャレンジ!スタートアップセミナー」で申込先の電子メールアドレスの間
違いがあり、訂正広告が新聞にも掲載され、業務改革室のホームページでも訂
正報告がありました。
  http://www.pref.kochi.jp/~gyoukai/index.html

  お金も余計にかかったと思いましたが、場合によってはこういう対処も必
要でしょう。

  それと県庁各課において今一度こうした県民との「ベルリンの壁」がない
か総点検が必要です。

  情報関係課との連絡を密にし、高知県庁全体での整合化、統一化をそろそ
ろ取りかかるべき時ではないでしょうか。

by ziyuu3 | 2007-08-09 09:50 | 措置請求


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