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県民をなめたらいかんぜよ!行政の不正・違法・腐敗に立ち向かう勇気と情熱と行動の記録

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2006年 12月 14日

「ぷらっとこうち」をどうしていきたいのか、本当は誰かに何か意図があるのか?

県民も必要だという意見や県庁各課でも県民の皆さんの声を聞く手段として活用したいとして「ぷらっとこうち」のことが、18年3月の県議会総務委員会で当時の運営管理者より説明されていた。当時のぷらっとこうちの担当である弘田行政経営改革室長は以下の会議録の通り述べている。

これによると、参加いただいた県民の皆さんからは、こういった機会がまだまだ少なく、こういう場が必要というような御意見をいただいているように報告されている。

県庁の各部署課でも県民の声を聞く手段として「ぷらっとこうち」を利用することや取り組んできた経緯を活用したいという声が上がっている、として県議会の議員さんに説明している。

そういった支持もかなり得ているので18年度は「ぷらっとこうち」の取り組みを継続しながら協働のプラットホームについても検討すると表明している。

会議録が真正のものとすれば、県民に対して今後、「ぷらっとこうち」をどうしていくべきかに関することを県民やぷらっとこうちに参加されている県民に今更問うことは、18年3月の弘田行政経営改革室長の議会への説明は何だ?嘘だったのだろうか?ということなるのではないだろうか。

この会議録のとうり、これまでぷらっとこうちは県民にも県庁各課においても相当支持を得ているとするならば、今すぐぷらっとこうちを再開して県民の意見を相互に交流させることを、県政情報課はまず職務として実行しなければならない。

弘田行政経営改革室長は、説明の最後にこの自治を考える風おこし事業を県政情報課に移管することを述べており、これまで県民とやりとりして得られたノウハウを生かしていけるものと述べている。
これまで積み重ねたノウハウがあるので、いまさら白紙でもない。それらを活かしながらさらによりよいアイデアや意見を引き出せるのが、まずぷらっとこうち自身なのである。
そのための手段ではなかったのか。そうでないとすれば、やはり「ぷらっとこうち」は県民のものではなく、県職員の都合のよい道具にすぎなかったのかということになる。

第45回運営会議の議事の中で、一部の運営委員より、これまで参加してくれた県民にぷらっとこうちへの県民全ての書き込みを停止したことを、まずお詫びすることが大事ではないかと意見の提示があったものの、ある県職員の運営委員などから、それはこれまで自分たちだけで非公開で密室で協議してきた内容に盛り込んでいなかったので今になっては取り上げられないという、自己本位の独善的、排他的な考え方が根強くあり、その貴重な意見を一蹴し退けたことにこそ、本音がまさに現われているともいえよう。


ぷらっとこうちの目的は、知事の言われるように官と民との協働のメディアとしての活用である。それを8月24日から長い間放棄しておきながら、「これからぷらっとこうちをどうしていくのかを県民に聞く」のではあまりにお粗末で無責任な対応であり、無能にも限度を超えて許容しがたいレベルでもある。
県民とふれあう第一線の県政情報課のスタンスとしては、情けなく職務に対する意欲そのものがあるのかと誠に疑わざるを得ない。

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高知県議会平成18年3月 総務委員会-03月09日-01号 会議録より

http://www.gikai.pref.kochi.jp/discuss/cgi-bin/WWWframeNittei.exe?USR=webusr&PWD=&A=frameNittei&XM=000100000000000&L=1&S=15&Y=%95%bd%90%ac18%94%4e&B=255&T=0&T0=70&O=1&P1=&P2=&P3=&P=1&K=14&N=25&W1=%82%d5%82%e7%82%c1%82%c6&W2=&W3=&W4=&DU=0&WDT=1

 次が、自治を考える風おこし事業でございます。この事業は、県民の方と行政との協働を進めていこうというもので、県民の皆さんが自治をみずからのものとしてとらえ、行動する土壌をつくっていこうという取り組みでございます。
 これまでの取り組みの一つが、電子会議室を開設いたしまして意見や知恵を出し合うバーチャルな場づくりを行ってきたこと、もう一つが住民の方と県職員が直接意見を交わし、協働についての新しい活動につなげていくための現実の場づくりを行ってきたところでございます。本年度は、特に県民の皆様の関心が高いテーマについて「ぷらっとこうち」の運営に携わる者がサポートをしながら議論を進めるという取り組みを行いました。具体的には、南海地震対策や少子・高齢社会をどう考えるか、また四国の自然を生かした観光の取り組みなど、電子会議室での話題を掘り下げたり、ともに勉強する機会として参加者が実際に顔を突き合わせて話し合う機会を設けております。こういった取り組みの中で、県民の皆さんが互いに意見や考えを述べたり、さらには事業案について県民の皆さん同士で提案を行うなど、県からの一方的な説明だけではないやりとりが見られました。しかし、参加いただいた県民の皆さんからは、こういった機会がまだまだ少なく、こういう場が必要というような御意見をいただいております。
 また、「ぷらっとこうち」の取り組みとか、インターネットの普及、県民の皆さんの参加意欲が高まってきたことなどを背景にして、県庁内の幾つかの所属から、県民の皆さんの声を聞く手段として「ぷらっとこうち」を利用することや取り組んできた経緯を活用したいという声が上がってきております。
 そこで、来年度は今までの「ぷらっとこうち」の取り組みを継続しながら、電子会議室や協働推進についてのこれまでの取り組み経過を振り返り、県庁内で共有していくことや、これまでの取り組みを振り返り、新たな官民協働のプラットホームについて検討することとしております。
 その下のインターネットホームページ保守管理委託料は、この電子会議室のホームページを保守するための経費でございます。
 なお、来年度は、この自治を考える風おこし事業を県政情報課に移管することとしております。「ぷらっとこうち」で培ってきました県民の皆さんとのやりとりの中で得られましたノウハウを生かしていけるものと考えております。
 以上が平成18年度の取り組み内容であり、合計で4,166万1,000円、対前年比で79.4%となっています。当初予算につきましては以上で説明を終わらせていただきまして、続きまして平成17年度補正予算について説明させていただきます。
 議案説明書資料4の2月補正④と書いたものですけれども、14ページをごらんいただきたいと思います。行政経営品質向上システム推進費で270万円の減額をしております。これは主なものといたしまして、実施委託料として委託しておりました研修の内容を変更したことによる減額でございます。あとは、事務費の減額でございます。

by ziyuu3 | 2006-12-14 00:03 | 高知県の公共掲示板


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