2006年 07月 14日
県民の言論を封じこめ! 強圧的な高知県の「ぷらっとこうち」 http://www.plat-kochi.com/ 県民の声を排除し、意見を封じ込めるにいたっては 誰のための、何のための「ぷらっとこうち」か! いまその存在が厳しく問われる! 私たちは高知県の公共電子掲示板「ぷらっとこうち」から http://www.plat-kochi.com/ 突然!登録抹消されました! ============================= 7月13日午後6時半より8時半まで。県庁2階の会議室で、高知県が運営している電子掲示板「ぷらっとこうち」についての話し合いが開催されました。これは運営上様々な矛盾や軋轢を抱えているぷらっとこうちをなんとかしようということで、県民有志が高知県の浜田正博総務部副部長(統括)に交渉打診し、その機会を得て話し合いの場が実現したかに思えました。 当日、県民有志として、市民オンブズマン高知代表の窪則光氏、草の根情報化や市民活動を実践されている西岡謙一氏。NPOハートリンク・コミュニティ代表の竹内隆志氏。コミュニティFMとブログサロンで活動している西村健一氏が「ぷらっとこうち」の運営関係者に様々な意見を提案しようとこの話し合いの場での意見交換が今後に生かせるようにしようと、思っていたのですが、私たちの意に反して誠に残念な結果となりました。 当日は、高知県行政の立場での出席者は浜田正博総務部副部長、土居寛道県政情報課課長。「ぷらっとこうち運営会議」からは議長の松尾晋次氏(県政策推進課企画監)、事務局の県政情報課のぷらっとこうち担当職員(森本絵里氏と人事企画課の主幹河野和広氏)の他、健康福祉課の山本千香子氏、民間の立場での運営会議メンバーとして事務局員も兼務されているという萩野由夫氏と宮路北斗氏、森木隆氏が出席されました。 「ぷらっとこうち」は高知県庁が税金で運営している公共電子掲示板ですが、既に組織論的にも、運営論的にもシステム上の欠陥があり破綻していると思わざるを得ません。 そこで、ぷらっとこうち実施要領第1条の目的にもある、高知を良くしていこうとする人たちが、互いに知恵を持ち寄り、本音で議論を交わしながら、活力ある地域づくりを参加者相互の協働によって考え、実行していく場づくりを目指すための機能を果たすための「前向きな改善案」や意見を提案して検討していただくために、市民オンブズマン高知代表の窪則光さんや、実践的な市民運動を展開されている西岡謙一さんにもお忙しい中同席いただき、共に前向きな提案を複数いたしましたが、結果的に全く無駄に終わりました。 私たちはその中の一つでも実現していただければと期待していたのですが、それどころか高知県の「ぷらっとこうち」は、とうとう私たちが自由に意見や活動の内容を公開できる均等の機会の場を奪い、県民の立場から県政や活動への意見や言論を封じ込める、愚かな挙動に出てしまったのでした。 話し合いの終わりにあたって、ぷらっとこうち運営会議の議長である松尾晋次氏(県政策推進課企画監)は、私ども竹内隆志と西村健一氏に対して、今回の会談の結論としては、同運営会議は「竹内隆志、西村健一氏の登録抹消を行う。」ことをあらためて通告したのです。 これは、運営会議の意向として最初から私ども2名を登録抹消処分をするための機会と口実探しを窺っていて、後でその理由を無理矢理こじつけたとしか思えません。 その会談を終えて、帰宅したその夜午後10時50分時点で既にもう、私たち2名は高知県の公共電子掲示板「ぷらっとこうち」での意見投稿が出来なくなり、しかも高知県民のために役立つ催し物や地域での自ら活動する実践活動の告知板への記事掲載すらも行えない、「アクセス不能状態」に陥ったのです。 これは、すでにあらかじめ事前にその用意がされていたことの現われです。 明らかに行き過ぎた不当な行政処分と言えるでしょう。 振り返ると、今日の話し合いの場へのお互いの目的意識や意図が最初から根本的に異なっていたことが、非常に残念でたまりません。 高知県行政の立場でご出席していただいた高知県職員の方も多数その意見交換の場に立ち会っていただいた上で、この処分決定が行われた事実を、より多くの県民の方々や、日々業務に精励されて県民と向き合い、対話の姿勢でご努力されている他の県庁職員の方々にも広く知っていただければと思います。 「ぷらっとこうち」は、3年前に高知県知事橋本大二郎氏が県民参加型の事業の一つとして、記者会見でも発表され、県民の皆さんの建設的な意見と、それに対する県の側の考え方が、ネット上で向きあう中から、官と民との、新しい関係が生まれてくることを事業効果として期待されていたように思います。 ところが、それに反して現実的に行われていることは、自分たちの意に沿わぬ意見や提案を活発に行う者を意図的に排除し、さらには公的資金を投入しながらも県民の声を弾圧し封鎖するような愚行を平気で行うまでに、「運営会議」という集団が、その自制機能すら失い、設置された目的や理想とはほど遠いような「暴走行為」に走らせて「制御」する機関さえ無くしてしまっているようです。誠に嘆かわしいものです。 県民の声を排除し、意見を封じ込めるにいたっては、誰のための、何のための「ぷらっとこうち」か、いまその存在が厳しく問われていると思われます。 私たちの言論の自由や実践活動を周知するための「県民の公開の場」を、私たちのもとに返してください!私たちの権利を奪わないでください! そうした県民の声が起こっていることが、いま高知県で行われている現実の姿です。 ■関連記事■ ※県民の方のブログより 情報告示板を県民に開放せよ - 瀬戸キリスト教会牧師 堀 俊明, 西風の会代表 (躁鬱病とアルコール依存症で精神障害2級) - 楽天広場ブログ(Blog)
by ziyuu3
| 2006-07-14 04:39
| 高知県の公共掲示板
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アバウト
自由民権発祥の地、高知県が運営する電子掲示板で、ある県民の発言する権利が一方的に奪われたことに端を発し、陳情書提出や住民監査請求、住民訴訟が次々と起こる。県と県民との協働とは何かを問う記録である。 by ziyuu3 カレンダー
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高知県行政経営改革室(当時の所管)より突然に配達証明で送られてきた書類(3年前のもの)
【これまでの経緯】※近いものから順に。 平成19年10月2日 県は、県政への県民参加を目的に開設した電子掲示板「ぷらっとこうち」の廃止を最終的に決めたが、県議会議員の委員からは批判が続出。執行部の総括不足も露呈する結果となった。 平成19年2月6日 事件番号 18行ウ第21号「ぷらっとこうち」管理委託訴訟の公判が行われる。次回で結審されるようだ。 平成19年1月22日 ぷらっとこうち停止措置にかかる住民監査請求に関する請求人及び執行機関の陳述が行われる。 平成18年12月28日 ぷらっとこうち開設費用の返還を求める住民監査請求書が受理される。 平成18年12月20日 「ぷらっとこうち」管理委託訴訟の裁判の第二回目の口頭弁論が高知地裁で行われる。 平成18年12月11日 「ぷらっとこうち」書き込みの再開について元運営委員2名を含む陳情書10数通を12月11日16時半高知県庁知事室秘書課を訪れ、高知県知事宛に提出する。12月15日に予定される知事と県政情報課との協議により今後の動向が注目される。 平成18年11月30日 ぷらっとこうちHPに「ぷらっとこうち」の意義と今後の方向性についてを初めて発表する。県民はここで初めて今後の運営について知ることになる。 平成18年11月28日 第45回運営会議にて「ぷらっとこうち」の意義と今後の方向性について、を運営委員はまとめ11月末で辞任する旨を明らかにする。 平成18年11月21日 「ぷらっとこうち」管理委託訴訟の裁判の第一回目の口頭弁論が高知地裁で行われる。 平成18年9月6日 17年度の「ぷらっとこうち」保守管理費515,025円の内の18.4.28に支払われた400,029円の返還を求める住民監査請求がなされる。 平成18年9月2日 「自由な高知を創るぜよ」を設立。わが愛する高知県に自由なる「土佐」の爽風をおこし、改革と創造の場を設ける。 自由な高知を創るぜよ groups.google.co.jpでアーカイブを参照_LINK 平成18年8月24日 ぷらっとこうち運営会議の独断により、ぷらっとこうちが突然閉鎖されました。8月15日には知事の熱い想いが語られていたのに残念です。突然の出来事ですが、県民不在の県政の兆候でなければいいのですが・・・。 平成18年8月15日 高知県知事橋本大二郎氏、ぷらっとこうちに当事者として、今回表面化した問題をもとに、今後に向けた考え方を述べるが、依然登録抹消処分はそのままに・・・。 平成18年8月8日 竹内隆志は、高知地裁に高知県知事等を相手に地位保全仮処分命令申立書を提訴 事件番号 高知地方裁判所 平成18年(ヨ)第35号 18.8.8 事件名 地位保全仮処分命令申立事件 高知県知事等は、すみやかに竹内隆志の「ぷらっとこうち」参加登録を復帰させるよう地位保全の仮処分を申し立てる。と提訴した。 2006年8月4日 「ぷらっとこうち」の事務局員への内部請負が発覚し、そのホームページ保守管理委託契約に違法な契約手続きがあったことがわかり、ついに市民オンブズマン高知から契約無効の確認を求める住民監査請求を起こされる! 2006年7月24日 ぷらっとこうちトピックスにおいてぷらっとこうち運営会議名で、竹内、西村氏の参加登録を抹消したとの報告がある。7月13日以降実質的に書き込み不能状態は依然続く。しかしいまだ当該処分を行った公文書での通知がこない。 この参加登録の抹消の決議に関わったとされる現在の運営委員・事務局員の名簿(委員の一部はその後辞任)です。 2006年7月13日 高知県総務部副部長、県政情報課長を交え「ぷらっとこうち」の改善策につき話し合いを持とうとこちらから代理人を通じて交渉する。 第三者も交えた話し合いの場は得られたが、運営会議議長は強行に竹内、西村氏の登録削除をするとし後日連絡するとした。 同日夜、会を終えて帰宅後、すぐに竹内、西村氏はぷらっとこうちへの意見や情報告知の書き込み不能となり、事実上登録抹消となる。 2006年6月1日 同年5月12日にぷらっとこうちに投稿した、竹内隆志と西村健一氏の発言が突然削除される。削除理由は「過去に削除した内容をリンク掲載したため削除した。」とある。削除の賛否大論争が再び起こり、ぷらっとこうちが活発になる。 2003年9月27日 竹内隆志の参加登録一時停止の措置につき、県行政経営改革室長をまじえ、当事者間で話し合いがもたれる。高知県は「確約書」の請求は取り下げ、竹内隆志の参加登録停止処分を解いた。 2003年9月16日~26日 ぷらっとこうち上で発言削除や書き込み権停止のありかたが大論争になる。 2003年9月17日付 高知県より配達証明で通知書が届く。確認書とした誓約書類を出さないと今後も参加登録は認めないとのこと。 2003年9月15日未明 竹内隆志、ぷらっとこうちへの書き込みが突然不能になる。 2003年9月14日23時 竹内隆志、ぷらっとこうちに[109-7]【委員は使い捨て!? 考察その4】を投稿 2003年9月1日 高知県の公共電子掲示板「ぷらっとこうち」開設される。同運営に係る事務局を高知県総務部行政経営改革室に置く。 カテゴリ
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