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県民をなめたらいかんぜよ!行政の不正・違法・腐敗に立ち向かう勇気と情熱と行動の記録

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2007年 10月 09日

県立大学改革のあり方を問う会と17年前の住民運動に想う

まだまだ暑さが続く10月8日、「県立大学改革のありかたを問う会に」参加した。
高知女子大学と高知短期大学の教授らが中心となって開催したもので、地域の商店街の代表者や女子大生、短期大生などや地区会の代表の方も参加されるなど約50人ほどが高知女子大の教室に集まっていた。この中には県議会議員、市議会議員の先生方も一般に混じって参加されていた。2,3行ぐらいの新聞告知にしてはよく集まっていたと思う。

県立大学改革のあり方を問う会と17年前の住民運動に想う_b0028390_0371085.jpg


 県民の一人として、一連の女子大移転や県立短期大学廃止に関する動きがどうもわからない。県民や地域、何よりも学生不在のまま計画が二転三転しさらには新知事が決まる前というのに、性急に予算案を可決して既成事実をどんどん作る必要がどこにあるのかがさっぱりわからん、といった声が会場でもやはり聞こえきたように箱物づくりがまず先行し、その設計思想やありかたを問う前に決められていくやり方が、本当の民主主義なのか、疑問を呈する声が予想通り多かった。

 この会議の中で色々資料が配られているのだが、これまでの県議会での審議や県と大学間との交渉がやはり学内でもオープンにされず密室内で進んでいった感はやはり否めないのだ。
女子大移転の問題は学内の不調和でもなく、県と大学間だけの問題でもなく、高知の街をどうしていくのか、といったマクロの中での民意を反映した地域づくり、都市計画であるべきなのだ。この視点に立てばもっと県民へ知らしめる説明責任は、県当局や事業執行者に求められるべきだと思う。

県立大学改革のあり方を問う会と17年前の住民運動に想う_b0028390_038018.jpg


いよいよ10日では県議会の本会議で採決が予定されるなど、短期大学も含めたこの女子大移転問題は今週が剣が峰の様子で、当日会場で説明を求められた県議グループからは、10日には4日の企画建設委員会とは異なる動きに転ずる意向も示された。これについては近く新聞各紙等が発表するものと思われるので詳細は割愛する。

県立大学改革のあり方を問う会と17年前の住民運動に想う_b0028390_0382053.jpg


いずれにせよ、私は今から17年ほど前、現知事が高知県に招聘された経緯にもなった手結港マリンタウン計画における住民運動を思いだした。当時もまさしく今と同じような箱物計画が先行し住民らのコンセンサスを得る前に工事が進められ、何十億という事業費予算が執行されようとしていた。
それに反対した住民らの一部が当時NHKで報道部長をしていた橋本大二郎氏に出馬を要請し、それがさらに県民全体に拡がって草の根選挙として盛り上がったのを今思いだしている。当時私も住民の意見を討議する場を設けることがまず大事であるとして、マラソン討論会と称したシンポジウムを開催した裏方の一人として、推進派、反対派らの意見を発表させ意見交換することにより、住民一人ひとりに、その計画の必要性を問うたのである。

まさしく歴史は繰り返すという。
奇しくもその橋本知事が最後の県議会で、この予算案の採決を含めた本会議を迎えるのも因縁深い。
この日のありかたを問う会でも、時間不足もあり参加者の意見がじゅうぶんに発表できず、不完全燃焼になった方もおいでになったものと思われる。しかしながら、今になってようやくこうした情報の共有が行われ、県民らの意思形成の場が初めて開かれたのだ。
このことの意義は大きいと思う。

県立大学改革のあり方を問う会と17年前の住民運動に想う_b0028390_0384385.jpg


我々実行委員会が行う、13日のフォーラムではより多くの方が参加され、これらの問題も含めて県民がつくる県政を考える場として、県民の方々に多くの生の声を出してもらい、県民に事実を伝える場となれば、有り難いと思う。
まだまだ周知が行き届かず、どれだけの人が来てくれるのか予想もつかないが、主催者の一人として、17年前のあの時の熱い想いになることが出来れば、それが私たちのやり甲斐でもある。
9日正午からは帯屋町街頭で参加呼びかけをして、街ゆく人の反応を確かめたいと思う。

当日配布された資料1

参考新聞記事
共産会派一転反対へ 女子大移転(08:05)

# by ziyuu3 | 2007-10-09 00:40 | 高知女子大移転
2007年 10月 03日

とうとう高知県が電子掲示板(ぷらっとこうち)を廃止しました

やはり、というか、予想どうりだったというか、高知県は県政への県民参加の目玉事業として1千万円近くの経費を投じて運営してきた、公共電子掲示板「ぷらっとこうち」の廃止を決めたとのことである。その協議や発表も県庁内で密やかに行っており、最後までとうとう情報公開すらも果たし得なかった掲示板として県政史においても汚点を残す結果となった。

高知新聞の記事では、総務委員会でこの旨報告されたようだが、県議会議員の委員からは「そもそも県民(の定義)があいまいだった」などと批判が出た。」とのことである。

県 電子掲示板を廃止「県民参加」機能せず
http://203.139.202.230/?&nwSrl=218489&nwIW=1&nwVt=knd

橋本チルドレンを気取った40歳代県庁職員が当所自慢気に気焔をはいていた割には、第三者からの評価はお粗末な結果となり、大石宗議員の指摘に至っては「運営上の問題だけではなく、「官」がやるべきだったのかという問題も含めて総括すべきだ」と鋭くて核心をついたコメントが際だち、このぷらっとこうちをリードしてきた県庁職員をはじめ運営委員と称したメンバーの稚拙な企画調整能力やそもそもの詰めの甘さが、客観的に見ればまさに映し出された結果となった。

県民と対話すると言いながらも、県民を徒に排斥し、拒否し続け、公平な審判機能も持ち合わせていないまま、独善的な運営を行った結果、民事訴訟や公金監査請求を何度も起こされるという、本来の理想からは遠く離れて行ってしまった。
その軌道すらも修正できない無能力な県職員らに運営を委ねた結果、またしても橋本知事が推し進めてきた県民参加の政策は、結果としてはまたもや無駄金を使い果たし、さらに幾度も失敗を重ねるという皮肉な結果となった。
8月半ばに出した知事自身のコメントでさえも、当事者意識はなく、今読み返してみてもあいかわらず無責任な論調であることは否めない。

いずれにせよ、知事が言うほど県庁は、県職員の本質は変わっていないのではないかという印象を、さらに強くし、同じく高知新聞に掲載された、ぷらっとこうちに対しての武石議員のコメントを見ても同様に感じた。執行部の総括不足は、やみ融資をはじめ一連の不祥事と言い、この問題に限らず今に始まったことではないのだと思う。


参考資料:
「ぷらっとこうち」について
平成19年10月3日
高知県総務部県政情報課長 片岡克夫

「自治を考える風おこし事業」(ぷらっとこうち)の検証について (PDF)

# by ziyuu3 | 2007-10-03 23:43 | 高知県の公共掲示板
2007年 09月 30日

県民の出した情報公開請求がなかなか開示決定されない高知県の現実

私は9月7日付で高知県法務課に公文書開示請求を出しました

請求内容は高知県が平成17年7月9日から現在までの高知県行政書士会宛に出した公文書です。全部でたった18件しかありません。

県民の出した情報公開請求がなかなか開示決定されない高知県の現実_b0028390_949728.gif

公文書ですから、控えはすぐに用意できて公開するのにそんなに手間がかかるとは思われません、

ところが高知県法務課は「本件公文書は、文書が大量かつ内容が複雑であることから
開示・非開示等の判断に時間を必要とするため」を理由に一方的にその開示決定期間を10月5日まで延長しました。

県民の出した情報公開請求がなかなか開示決定されない高知県の現実_b0028390_9482634.gif


この中には私が平成19年8月6日付で高知県法務課に措置請求書を提出したことを受けて、高知県が高知県行政書士会に8月14日付で「行政書士法に基づく措置請求に係る事実調査等の依頼」が出された公文書もそのリストの中にありました。

ところがもう10月にもなるのに、いまだ高知県からは、この措置請求に関してなんの回答も返ってきません。

高知県法務課にその後の調査経過を照会すると共に(これらはすべてHPで公開していきます)、今度は高知県行政書士会に高知県あてに出した公文書の開示請求を提出したいと思います。

平成19年8月6日付で高知県法務課宛に私の出した措置請求書は具体的な証拠資料も揃えて出しているのに、あまりにもその後の調査結果の公表が遅く、高知県の行うべき処分が未だなにも発表されていないからです。
このスピード化の時代に、これだけ関係部局の対応が遅いと一部の行政書士等の違法行為を速やかに防止できないと思われます。

高知県の進めてきた情報公開がこの様ではあまりにも情けないと思います。

# by ziyuu3 | 2007-09-30 09:49 | 措置請求
2007年 08月 12日

高知県庁と県民との間の「ベルリンの壁」


「県民マニフェスト大会」が8月18日に開催されるようです。
大変有意義なイベントであると思います。
 
http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/cat7685179/index.html


(主催) 県民によるマニュフェスト検討委員会 代表 窪則光
(日時) 8月18日(土曜日)高知女子大学 南学舎137番教室
     午後1時から 4時半まで          
     問い合わせ 窪則光  088-882-3345
     県民マニフェスト実行委員会

さて、「県民マニフェスト大会」に関連して私の思うところを申し上げます。

数日前に 高知県のホームページから以下の 「公益法人・公益信託一覧表」を
ダウンロードしたいと思い、アンダーライン部分をクリックしました。

リンク先としては以下がはられていました。
http://info.pref.kochi.jp/~housei/kouekilist.xls

ところがでてくるのが

>サーバが見つかりませんでした
>
>
>info.pref.kochi.jp という名前のサーバが見つかりませんでした。

でした。

※現在は修正されています。

 ただ残念なことに、8月8日の午後2時過ぎ頃までは、修正されていなかったのは
 このリンク切れを立ち会って確認した県民数名が目撃しているにもかかわらず
 ホームページ上で修正したのは、8月7日であるかのように記述されています。

 これは、一県民に誤りを指摘されて直した事を隠したいということなのでしょうか。
 なぜに、県のHP上では一日前に修正したと偽りを言うのか不思議です。

私は8月6日に高知県法務課に行ったときにこのことを指摘し、訂正するように
お伝えし、7日にもお伝えしまたが、課長補佐以下担当者も私のことを鼻で笑い、
「そんなことはない。こちらはきちんとダウンロード出来ている。」と私を
あざけり笑うばかりでした。

私は「・・・県民が困る問題なので県は責任が出てくるので教えてあげたの
に。・・・」と思いましたが、それほど自信があるのなら「じゃあ、後から直し
たんですね」
と言いましたが「そんなことはない。前からそうなっている。」
私がまるで出まかせを言っているように、法務課内の何人もが私を侮蔑し相手
にすらしませんでした。

私は措置請求の件でも様式が間違っていると提出した後からクレームをつけら
れ、その日は本当に悔しい思いをしました。

その時のやりとりの様子はこちらの動画で記録されていますので、よろしけれ
ばご覧ください。

高知県のある課と県民との措置請求にあたっての記録
http://freetosa.exblog.jp/7260640/

それで8月8日午後2時過ぎに再び、措置請求の件で法務課にお伺いしたとき
にも課長以下にこのことをお伝えし、課長はやっと「じゃあ、こちらのパソコンで
確認しましょう。」と言って、私をすぐその場で立ち会わせました。

確かに法務課内の職員のパソコンでは
http://info.pref.kochi.jp/~housei/kouekilist.xls

をクリックすると、該当のファイルがダウンロードできていました。

が・・・・私は画面を見ていて、「あること」に気づきました。

高知県法務課のホームページのアドレスは以下のとおりです

http://www.pref.kochi.jp/~bungaku/index.html

問題のリンク先と、どこか表記が違うのです。

そうです、もうお気づきになられた方は、インターネットのことが、そこそこ
わかっている人でしょう。

県庁職員の彼らが問題なくダウンロードできているのは、県庁内のLANにあ
るサーバーのアドレスなのです。
イントラネットといわれるもので、一般の方はここにはアクセスすることができません。

県庁の職員の方々の一部には 基本的知識がないために 高知県民との間に知
らないうちに、「ベルリンの壁」をつくってしまっていたのです。

いくらその壁の向こうから、県民が「情報を公開してください。行政の情報を
提供してください!」と叫んでいても彼らの画面には、イントラネット内であ
ろうと一般的な公開領域であろうとその違いは、全然関係のないことになって
いたのでした。

私が「このアドレスはもしかして県庁内のアドレスではありませんか!」と8
月8日に再び指摘をすると、同じ課内にいた職員から「そうだよ。県庁内の
サーバーにいくらリンクを張ってもダメだよ。」とパソコン画面を見ながら人
ごとのように言っている方がいました。

#それがわかっているのら、何故課内で指摘をして他者から指摘をされないう
ちに直しておかなかったのでしょう。
#これは自らの課のホームページには興味を持っていないことの裏返しでもあ
るでしょう。

外部の県民が言うよりは、同じ県の課内の職員が言うと、彼らは素直にその事
実を認めてくれたのでした。

その後、8月8日14時56分に法務課長から私に電話がありました。
「さっそく修正しましたのでご報告させていただきます。すませんでした。」と

間違いに気づいて直すのは、このようにカンタンにできることでした。
話をしてから30分後くらいのことではなかったのではないかと思います。

私がここで申し上げたいのは

1.県民が県政にたいし意見や助言をする際には県職員は謙虚に受け止めること

  県民が県庁をおとずれ意見を言うのはよっぽどの思いや確信があるからです。
  職員の方に日頃からおごり高ぶりがあるからこそ、私に応対した態度に出た
  のではないかと思われます。

2.自分たちが間違いないと思いこむのは過信である。民の意見具申に誠実に
  対応すること

  職員が職務遂行能力に自信を持つのは、良いと思いますが、過信はダメです。
  県民と向き合う県政なれば、県民に対してもっと真摯に応対し謙虚にその
  意見を受入れるべきでしょう

3.間違いがあったことが問題でない。間違いがあるのは誰しもあること。
  改善復旧に対してすぐに実践行動すること

法務課長は間違いがわかってから行動されたのはさすがでした。
その日の内にすぐに修正を部下に命じたものと思われます。
ただその公益通報者に対し報告をいただいたのは、結構なことですが、問題は一般
県民に対してなのです。
この事実を、なんらかの手段にて経過報告すべきだと思います。
事実、私以外にもこの問題のリンク先をクリックしてもダウンロードできず、あき
らめた方が他にもいました。
県民の中には声を出さなくても県の情報提供に疑念を持つ方もいるでしょう。

高知県のホームページのトップにおいて、こういう事実があり報告いただくことは
必要かと思われます。
(※その後、県法務課HPで掲載されています。
  ただし、「平成19年8月7日に修正いたしました。」と虚偽の記載をされているのは
  どういう意図なのだろうか?)

先日、高知県総務部業務改革室の行う「チャレンジ!スタートアップセミナー」
で申込先の電子メールアドレスの間違いがあり、訂正広告が新聞にも掲載され
業務改革室のホームページでも訂正報告がありました。
  
http://www.pref.kochi.jp/%7Egyoukai/sai-challenge/h19kouza/start-up.pdf

http://www.pref.kochi.jp/~gyoukai/index.html


お金も余計に使ったことかと思いましたが、場合によってはこういう対処も必要でしょう。

それと県庁各課において今一度こうした県庁と県民との間に「ベルリンの壁」がない
かの総点検が必要です。

情報関係課との連絡を密にし、高知県庁全体での県政情報の整合化、統一化にそろ
そろ取りかかるべき時ではないでしょうか。

情報公開で名をはせた知事が不出馬を決めた今こそ、県庁組織一丸となって
本気で取りかかっておくべきでしょう。

# by ziyuu3 | 2007-08-12 10:49 | 措置請求
2007年 08月 09日

高知県庁と県民との間の「ベルリンの壁」

数日前に 高知県総務部法務課のホームページから以下の 「公益法人・公益信託一覧表」
 をダウンロードしたいと思い、アンダーライン部分をクリックしました。

リンク先としては以下がはられていました。
http://info.pref.kochi.jp/~housei/kouekilist.xls

ところがでてくるのが

>サーバが見つかりませんでした
>
>
>info.pref.kochi.jp という名前のサーバが見つかりませんでした。

でした。

 ※現在は修正されています。

なので8月6日に高知県法務課に行ったときにこのことを指摘し、訂正するよ
うにとお伝えし、7日にもお伝えしまたが、課長補佐以下担当者も私を鼻で笑
い、「そんなことはない。こちらはきちんとダウンロード出来ている。」と私
をあざけり笑うばかりでした。

私は「・・・県民が困る問題なので県は責任が出てくるので教えてあげたの
に。・・・」と思いましたが、それほど自信があるのなら「じゃあ、後から直した
んですね」
と言いましたが「そんなことはない。前からそうなっている。」
私がまるで出まかせを言っているように、法務課内の何人もが私を侮蔑し相手
にすらしませんでした。

私は措置請求の件でも様式が間違っていると提出した後からクレームをつけら
れ、その日は本当に悔しい思いをしました。

その時のやりとりの様子はこちらの動画で記録されていますので、よろしけれ
ばご覧ください。

高知県のある課と県民との措置請求にあたっての記録
http://freetosa.exblog.jp/7260640/

それで8月8日午後2時過ぎに再び、措置請求の件で法務課にお伺いしたとき
にも課長以下にこのことをお伝えし、課長はやっと「じゃあ、こちらのパソコ
ンで確認しましょう。」と言って、私をすぐその場で立ち会わせました。

確かに法務課内の職員のパソコンでは

http://info.pref.kochi.jp/~housei/kouekilist.xls

をクリックすると、該当のファイルがダウンロードできていました。

が・・・・私は画面を見ていて、「あること」に気づきました。

高知県法務課のホームページのアドレスは以下のとおりです

http://www.pref.kochi.jp/~bungaku/index.html


問題のリンク先と、どこか表記が違うのです。

そうです、もうお気づきになられた方は、インターネットのことが、そこそこ
わかっている人でしょう。

県庁職員の彼らが問題なくダウンロードできているのは、県庁内のLANにあ
るサーバーのアドレスなのです。
イントラネットといわれるもので、一般の方はここにはアクセスすることができません。

県庁の職員の方々の一部には 基本的知識がないために 高知県民との間に知
らないうちに、「ベルリンの壁」をつくってしまっていたのです。

いくらその壁の向こうから、県民が「情報を公開してください。行政の情報を
提供してください!」と叫んでいても彼らの画面には、イントラネット内であ
ろうと一般的な公開領域であろうとその違いは、全然関係のないことになって
いたのでした。

私が「このアドレスはもしかして県庁内のアドレスではありませんか!」と
8月8日に再び指摘をすると、同じ課内にいた職員から「そうだよ。県庁内の
サーバーにいくらリンクを張ってもダメだよ。」とパソコン画面を見ながら人
ごとのように言っている方がいました。

#それがわかっているのら、何故課内で指摘をして他者から指摘をされないうちに
直しておかなかったのでしょう。
#これは自らの課のホームページに職員自身が興味を持っていないことの裏返し
でもあるでしょう。

外部の県民が言うよりは、同じ県の課内の職員が言うと、彼らは素直にその事実を
認めてくれたのでした。

その後、同日14時56分に法務課長から私に電話がありました。
「さっそく修正しましたのでご報告させていただきます。すませんでした。」と

間違いに気づいて直すのは、このようにカンタンにできることでした。
話をしてから30分後くらいのことではなかったのではないかと思います。

私がここで申し上げたいのは

1.県民が県政にたいし意見や助言をする際には県職員は謙虚に受け止めること

  県民が県庁をおとずれ意見を言うのはよっぽどの思いや確信があるからです。
  職員の方に日頃からおごり高ぶりがあるからこそ、私に応対した態度に出
たのではないかと思われます。

2.自分たちが間違いないと思いこむのは過信である。民の意見具申に誠実に
対応すること

  職員が職務遂行能力に自信を持つのは、良いと思いますが、過信はダメです。
  県民と向き合う県政なれば、県民に対してもっと真摯に応対し謙虚にその
意見を受入れるべきでしょう

3.間違いがあったことが問題でない。間違いがあるのは誰しもあること。
  改善復旧に対してすぐに実践行動すること

  法務課長は間違いがわかってから行動されたのはさすがでした。
  すぐに修正を部下に命じたものと思われます。
  ただその公益通報者に対し報告をいただいたのは、結構なことですが、問
題は一般県民に対してなのです。
  この事実を、なんらかの手段にて経過報告すべきだと思います。
  事実、私以外にもこの問題のリンク先をクリックしてもダウンロードでき
ず、あきらめた方が他にもいました。
  県民の中には声を出さなくても県の情報提供に疑念を持つ方もいるでしょう。

  高知県のホームページのトップにおいて、こういう事実があり報告いただ
くことは必要かと思われます。
  先日、

「チャレンジ!スタートアップセミナー」で申込先の電子メールアドレスの間
違いがあり、訂正広告が新聞にも掲載され、業務改革室のホームページでも訂
正報告がありました。
  http://www.pref.kochi.jp/~gyoukai/index.html

  お金も余計にかかったと思いましたが、場合によってはこういう対処も必
要でしょう。

  それと県庁各課において今一度こうした県民との「ベルリンの壁」がない
か総点検が必要です。

  情報関係課との連絡を密にし、高知県庁全体での整合化、統一化をそろそ
ろ取りかかるべき時ではないでしょうか。

# by ziyuu3 | 2007-08-09 09:50 | 措置請求